気分転換にTVドラマの話しでも
こんにちは。ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。
まだまだ「日常」にはほど遠いですが、
日本は、全国的に緊急事態宣言が解かれました。
なんとなく、いまの環境にも慣れてきた気がするのは私だけでしょうか。
緊急事態宣言中に外出している人や営業しているお店を「叩く」風潮とか
はじめは、「えー⁈」って両方に驚いていたのに、
価値観ってそれぞれなんだなぁ、、、
有事の時こそ個人も法人もその品格があらわになるよなぁ、、、
などと、しみじみ考えるステージに入っております。
そういう心持ちも一種の “コロナ疲れ” なのかもしれないと思い、
今月は、ちょっと気分転換に、テレビで再放送されたドラマのお話しを。
テレビ業界が苦肉の策として放送枠を埋めている数々の再放送や再編集した番組の中で、
4月中旬から5月初旬に放送された
ドラマ 「JIN -仁―」 が私の1番のお気に入りで、
観ながら、今の自分に刺さる言葉をいくつかメモしていました。
同じ作品を観ても、自分の状況や心情で刺さる言葉がその時によって変化するのか、しないのか、
将来、確認するために
今の自分に刺さった言葉を記録しておきたいと思います。
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神は乗り越えられる試練しか与えない
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これは、SNSでも多くの人が刺さる言葉にあげていました。
やはり、「人生は試練が多い」と思っている人が多数なんでしょうね。苦笑
そういえば、私の大好きな黒川伊保子先生は、著書で
「才能がある人ほど、人生から大きな苦難を突き付けられる」と書かれていて、
苦難が降りかかったとき、「なぜ私だけ?」なんて嘆かないで、
「私って、特別な才能がある、神に選ばれた人なんだ」と思えばいい とおっしゃっています。
なるほど! それも前向きになれそう。
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道を拓くということは、自分だけの逃げ道をつくることやない!
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ドラマの中では、
武田鉄矢さん演じる緒方洪庵先生が弟子を叱る時のセリフで、
どんな手段を使ってでも、自分の医療技術を磨けば、それが医療の進歩になると考える
弟子の言動に対して発せられた言葉です。
自分は「自己満」になっていないか、とハッとして、背筋を伸ばしました。。。
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できない事を考えて嘆くより、できる事をして笑っていたいっていうか…
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これは、大沢たかおさん演じる主人公 南方仁のセリフで、
現代から江戸時代にタイムスリップした医師が、医療道具も薬もない環境で
奮闘を続ける中、体得していったことを、本人が言語化したシーンです。
自分を取り巻く環境が突然に激変した時、
こうやって、しなやかに対応できる人が強いんだよな、とつくづく思います。
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いっそ誰かに決めてもらうかな。
どっちを採っても後悔が残るんなら、運を天に任せるのも1つの手さ
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これは、小日向文世さん演じる勝海舟のセリフなんですが、
内野聖陽さん演じる坂本龍馬がこの言葉を聞いて起こした行動にシビレました。
主人公 南方医師は、目の前の患者を救うことに専念していましたが、
“野風”という花魁の病を治すと、現代に置いてきた自分の婚約者が
そもそも生まれなくなる、つまり歴史が変わってしまう可能性があり、
“野風”の手術をするか迷っていました。
それを知った坂本龍馬は、「ワシのために、(愛しい)野風の手術をしてくれ」と土下座するんです。
手術しろと言ってるのは自分であり、先生は黙ってそれに従えばいい。
その後に何が起ころうと、すべては自分(龍馬)のせいだ、と言うんです。
目の前の患者を助けたい、でも婚約者が、、、と決められない南方医師の背中を押すんですね。
経営者に伴走することを生業とする私は、
自分にこれができる覚悟があるか、と自問自答してしまいました。
さて、最後は、やっぱりシビレる、坂本龍馬のセリフを2つ
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今はただ、自分の信じる道を歩きたいぜよ。
それが誰も歩いておらん道でも正しい道じゃったら、仲間はあとからついてくるぜよ。
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(道半ばで)死んでいった者たちが、
もういっぺん生まれてきたいと思う国にするのが生き残った者の役割じゃき。
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うーーー。
坂本龍馬とお酒飲みたい気分になります。
「そう、そう、そうなのよ。 いつかきっと、みんなにわかってもらえる日がくるよね。
もういっぺん生まれてきたいと思う国、頑張って一緒につくりましょう!」って日本酒を一緒に煽りたい。
なんだか、心のハチマキ締め直した気分です。
“言霊” っていいますが、
本当に言葉のチカラは、すごいですね。
これだけ勇気や元気、学びをもらえるんですから。
と、いうことは、
言葉によっては、絶望をもたらしてしまうこともある、と。
相手に言葉を届ける時には、花束にも刃にもなりえること、
改めて肝に銘じたいと思います。
あなたは、
自分や周りの人に、言葉の花束、贈れていますか。
これを機に少し意識してみてはいかがでしょうか。