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大人の自由研究   私を成長させたパワーワード - ミライ経済Lab.株式会社‐企業改革に関するお悩みをサポート

コラム

大人の自由研究   私を成長させたパワーワード

カテゴリ: コラム 作成日:2022年08月31日(水)

こんにちは。ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

今回は、ちょっと夏休みということでコラムはお休みに、、、

と思ったのですが、

毎月、自分が想像する以上の多くの方々に読んで頂いているので、

頑張ります(いつもありがとうございます!)

 

今回は、「箸休め」の回として、

私の『大人の自由研究』を公開したいと思います。

 

 

 

この夏、ふと、

今までに自分をバージョンアップさせるような機会っていくつかあったはずだなー

何がキッカケだったんだろう

と思い、

アタマの中から引き出してみました。

 

すると、強烈な印象として残っている「キッカケ」に共通していることは、

パワーワードが存在していたことです。

 

どんな言葉が刺さるのかは、環境、心情、それまでの経験など様々な違いから

人それぞれなので、私にとってのパワーワードが直接、誰かの役に立つとは思っていないのですが、

まぁ、私の勝手な自由研究なので

へ~~ と読み流してもらえればいいかな、と思います。

 

 

では、特に強烈だった3つを時系列で紹介します。

まず1つめ

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これは、私が幼少期からずっと大事な場面で父に言われていた言葉です。

「子どもの頃から自分の好きにできるなんて、いいね。羨ましい」と思った人は甘いです。。。

ろくな知識も経験もないのに、

自分のことは自分で考えろ

と終始突き放されるわけです。イマイチな判断であったとしても軌道修正はしてくれません。

感覚的には、 崖から突き落とされたライオンの子 の気分です。

でも、そのお陰で、正解を与えてもらわないと動けないということもなく

正解を見つけるために右往左往するということもなく

自分で正解を創る という能動的な大人になれたので、父には本当に感謝しています。

 

もう少しエピソードを知りたい方は、Noteの自己紹介もご覧ください。

 

 

2つめは、

202208 2

なんともフツーの言葉で、逆にびっくりしたかもしれません。

これは、公認会計士になる前、

国内メーカーなど純日本企業で働いていた私が、外資系企業で働くことになってから、

自分も相手も気分よく仕事できる術として勝手に学んだことです。

私が勤めていた外資系企業とは欧米の会社で、社内公用語は英語 という環境でした。

ビジネス・カルチャーの違いで驚いたことはたくさんあるのですが、私の中の一番は

「すみません」 より 「ありがとう」 を、という違いです。

 

もちろん、自分のミスで周りに多大な迷惑をかければ、「すみません」と言うのですが、

日常のちょっとした約束、たとえば 「この仕事の期限を1日早めよう」みたいなことを約束したのに、

それを忘れていることを本人に伝えた場合、

「ごめん!忘れてた!!」ではなく

「Oh!ありがとう。キミのお陰で思い出せたよ。ちょっと約束よりは遅れるけど大丈夫かな?」

みたいに返されることに最初は衝撃を受けました。

でも、そんなに悪い気もしないし、むしろ建設的だと学び、

私自身が何かをやらかした時は、「すみません」と言うのですが、

それだけでなく「ありがとう」も添えるようになりました。

これが意外とお互いを冷静なポジションに戻してくれるのですよ。

そして、建設的な相談に進める。。。

私は、今でもずっと意識して使っています。

 

 

最後3つめ

202208 3

これは、公認会計士になってから、上司に言われた言葉です。

一般企業で長く働いていた身からすると、

監査法人の働き方や仕事の進め方の非効率さ等々、新人といえども、我慢できない!

と思うことがたくさんあったので、

その都度、わざわざ上司の席に行って「こんなの、おかしい!」と言っていました。

今思えば、

イチイチ不平不満を言いに来る新人をぞんざいに扱うこともなく、

ちゃんと対峙してくれたシニアマネージャーの器の大きさに感服なのですが、

その時の私は、必死。

どれだけ「おかしい」かを毎回、力説していました。

 

上司は、私の話しを一通り聴いてくれて、

いつも最後に「で、お前はどうしたいの?」と聞き返してくるのです。

最初の頃は、それに対して「わかりません!」と感情的になって不貞腐れてたのですが、

ある日、「こういう風に変えたい」と具体的な意見を言うと、

「ふむ。なるほど。じゃ、やってみて」と言われました。

 

それからは、文句を言いに行く時(笑)は、提案もセットで、

が当然のようになりました。

私が入社3年目ぐらいの時には、

上司が、「なんか、チーム運営がイイ感じになったねぇ~」とニヤリ。

ぺーぺーのスタッフが先輩たちを差し置いてマネージング業務をやってるのは、どうなのか、

という疑問はあったものの、

私にとっては大きな収穫でした。

 

今でも自宅の机の目の前には、

『提案なき批判は無意味』 と書いて貼ってあります。

そして、不平不満が現れた時は、解決提案が浮かぶまで

口に出さないようにもしています。

 

 

 

これらの3つは、自分というビジネスパーソンの構成要素といっても過言ではないな、と

改めて思っています。

自分の「軸」を再認識できました。

 

あなたのターニングポイントや成長機会は、どんなだったのでしょうか。

あなたも、こうして、自分の『たな卸し』をしてみてはいかがでしょう。

大人の自由研究、おススメします。

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