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「そこじゃないんだよな」と思う頻度が増加中 - ミライ経済Lab.株式会社‐企業改革に関するお悩みをサポート

コラム

「そこじゃないんだよな」と思う頻度が増加中

カテゴリ: コラム 作成日:2021年02月26日(金)

こんにちは。ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

この1ヶ月は、コロナワクチンや株価が3万円台になったこと、五輪大会委員長の交代など

大きなニュースが色々とありましたね。

 

私の情報源は、テレビ、新聞、ツイッター、ブラウザのトップページ ぐらいで、

まだまだ前時代的な感じですが、テレビのニュースについては、視聴時間がどんどん減っています。

特に、夜の1時間枠のニュースは、どの局もワイドショーと変わらないと感じていてウンザリしています。

 

 

株価が3万円台になった日の夜も、テレビをつけっぱなしにして仕事をしていたら、

「株価3万円台」というワードが耳に飛び込んできました。

それで、続きをちゃんと見ようとテレビの前に移動したのですが、

そのニュースの冒頭は、バブル期以来の3万円台と強調し、バブルの頃の映像が長々と流れました。

その当時は、日本がどれだけ浮かれていたのかを振り返り、

今回は好景気の実感もないのに、なぜでしょうかね、とキャスターがまとめコメントをして終わりました。

 

私は思わず 「え⁉終わり???知りたいのは、バブル景気の雰囲気じゃないんだよなー」

と割と大きな声で独り言を発してしまいました。

 

 

五輪大会委員長の失言のニュースの時もそうでした。

日本の社会はまだまだ男社会であること、

今回の件で、当初は周りの政治家が本人を擁護する動きだったことからも、

政治家には特に女性蔑視が根強く残っていること、

だから女性の政治家が少ないことの証左になるのでは、

女性の政治家が極端に少ないからジェンダーギャップ指数のランキングがどんどん下がっていくのでは

女性の政治家がもっと増えたら、斬新な発想や大胆な決断でより良い社会づくりになるのでは、

という世間への問いかけがされるといいなーと思っていました。

 

ところが、私が見たいくつかの局のいくつかのニュースに限っては、

それらの点はさらりと流され、

発言した本人をただただ責めたてているだけのように見えました。

挙げ句は、次の委員長に就任するのは誰かを一生懸命議論していて、

そのワイドショーぶりに「そこじゃないんだよな、発信して欲しいこと」とガッカリしてテレビを消しました。

 

 

 

そして、

自分の仕事でも「そこじゃないんだよな。」と心の中でつぶやくことが最近多いな、と感じます。

 

私はベンチャー企業の監査役を務めさせて頂いていて、

会社が正しく成長し、会社の存在価値が向上するために貢献しなければ、

と思って取り組んでいます。

その役割が果たせるようにと、監査役に関する専門誌や書籍、研修などで研鑽もしています。

ですが、、、情報に触れるたびに「そこじゃないんだよな、ベンチャーの監査役として知りたいこと」

と思うことがとても多いんです。

 

ですから、ベンチャーの監査役に必要な情報は、

自分で整理して発信してみることに決めました。

 

 

次月以降、どうぞお付き合いください!

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