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働く女性の悩み 『このままじゃいけない』症候群 - ミライ経済Lab.株式会社‐企業改革に関するお悩みをサポート

コラム

働く女性の悩み 『このままじゃいけない』症候群

カテゴリ: コラム 作成日:2022年03月31日(木)

こんにちは。ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

3月という年度末になると、

私が3年前に書いたコラム、

株式会社をつくってみた

退職というイベント

のアクセス数がなぜか増えるのです。

 

区切りの時期=評価の時期だから、

「今のままでいいのだろうか」

「今のままじゃいけない気がする」

と思うものの、答えが出なくて、焦燥感に駆られる

という人が多いのかもしれません。

 

悩んだ時には、先月お伝えした

悩みのベルトコンベア に載せてしまえばいいと思うのですが、

転職というか、退職まで頭の中にチラつくと、そう簡単に答えを出せない気持ちも想像できます。

 

そこで、

『このままじゃいけない』症候群から抜け出すヒントになればいいな、と思い、

もしも私ならどうするか、というのを考えてみました。

 

 

 

このままじゃいけない、退職して転職した方がいいかも、と一足飛びで思ってしまった場合、

でも勇気が出なくて、ずっと答えが出せないと、悶々としたまま仕事をすることになるので

ヤル気も出ないでしょうし、仕事が苦痛にもなるでしょう。

そうすると、ますます今の環境がイヤになって、退職に傾くけれどもやっぱり勇気が出なくて、、、

と、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

そして、負の沼に落ちてしまうと、もう正常な判断はできない気がします。

 

自分で正常な判断ができないなら、じゃあ身近な信用できる誰かに相談してみよう、

となるかもしれませんが、

私なら、退職した方がいいかどうかを友人や知人に相談はしません。

 

なぜなら、それは自分の人生を他人に決めてもらうことになるからです。

そんな重責を友人・知人に負わせるわけにはいきませんし、

そもそも他人に自分の人生を決めてもらうのなんて、私はイヤです。笑

 

そんな重責を負わせるつもりはなく、軽い気持ちで参考意見を聞きたいだけ、

というのも、あまり有効な時間の使い方ではない気がします。

その軽い気持ちで言ってくれた意見を結局参考にはしないことが大半だからです。

 

では、どうするか。

私なら、誰にも何も言わず、ひとまず、こっそり退職の準備をしてみます。

まだ退職すると決めていない段階で、です。

 

退職の準備とは、具体的にこんな感じです。

202203

 

まず、履歴書と職務経歴書を書いてみて、頭の中で模擬面接をしてみます。

そうすることで、自分の価値を自ら客観視せざるを得ないので、

「退職したいかも」から「この時点で退職していいのか」に思いが切り替わります。

 

次に、人材エージェントにも登録してみて、どんな案件が紹介されるか確認してみます。

そうすることで、外部からみた自分の評価を知ることになるので、

「転職したいかも」から「自分の希望するような転職ができるのか」に思いが切り替わります。

 

そうして、自分の「売り」が足りない、と思えば、何が足りないか考えます。

何を身に付ければ自分の市場価値があがるかを分析して、

それを何年で身に付けるか戦略を立てます。

今の環境に留まって、その不足分を身に付けることに専念するのです。

 

もしも、自分の「売り」がわからない、と思えば、なおさら

今いる環境を離れるわけにはいきません。

自分の売り込みもできないのに、満足いく転職はできないと思うからです。

「このままじゃいけない」なんてクヨクヨしている暇はありません。

自分の「売り」をイチから整理することに専念します。

表向きは、何事もなかったかのごとく、今の環境に居続けて。

 

転職するのに足りないものは何か、

自分だけの目標というか野望(笑)があれば、気分一新で頑張れますからね。

 

 

 

いかがでしょうか、負の沼に落ちてしまっているあなたのヒントになりそうでしょうか。

退職するかも決めてない段階で退職準備をしてみる作戦。

 

自分の「売り」が足りているのか、そもそも「売り」は何なのか、

というところで思考停止するかもしれませんが、

そういう時こそ、友人・知人、同僚の登場ですよ。

「ねえ、私の売りってなんだと思う?」とヒアリングしてみるといいと思います。

 

それでも、自分ひとりでは思考の整理が難しい、勇気がでない。。。

という方は、弊社のパーソナル・メンター制度サービス(Mentor to Empower)

をご利用頂いてもいいかもしれません。

きっと、自分で新しい扉を開ける実感をもっていただけると思います。

 

でもひとまずは、ご自身でできることから、試してみてはいかがでしょうか。

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