未来の働く女性たちにエールを 就活はそれでいいのか番外編2
こんにちは。
ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。
3月から6月までは、今後社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴りました。
そこから派生して、働くことについて「これも言語化しておこう!」と私が思ったことを
先月は追加で取り上げましたが、今回は先月の補足です。
これで就活シリーズは完了です。
補足は何かと言うと、
『青い鳥症候群』 のジョブポッパーにならないようにするには
です。
ジョブホッパーとは、短期間のうちに転職を繰り返す人のことですが、
それを勝手に2通りに分類しました。
名付けて
青い鳥症候群 と キャリアビルダー です。
そして私は、後者については肯定していると先月はお伝えしました。
一方、青い鳥症候群は、上述の通り、いい印象は持てませんよね。
給与、残業、評価への不満や人間関係のこじれ、やりがいが見いだせないなどの理由で
転職を繰り返し、永遠に桃源郷を探している人ですから。
好んでこれを目指す人はいないだろうと思う一方、
結果としてそうなってしまっている人
結果としてそうなるのでは、と心配して転職に踏み切れない人
は逆にたくさんいそうです。
では、青い鳥症候群のジョブホッパーにならないようにするためには、どうすればいいのか、
ですが、
本人がマインドをリセットするしかないだろうと思っています。
では、どうすればマインドをリセットできるのか、
ですが、
まずは、会社と自分自身の期待ギャップを認識することだと思っています。
例えば、評価でいうと
「自分は、こんなに頑張っているのにそれに見合う評価をしてもらえてない」 という不満。
会社は社員の頑張りにより成果を出し利益を上げないと存続できません。
だから、究極は利益につながる成果を評価しないといけないんです。
そう言うと決まって、「成果だけでなく、その過程も評価すべき」という意見が出るのですが、
その過程を評価するのも、成果につながると判断するから評価に値するのであって、
究極は成果に対する評価なのです。
つまり「頑張っている」ことだけをもって会社は評価するものではない
ということを理解していないと、そこに期待ギャップが生まれてしまいます。
給与もこれに類似していますが、評価と唯一違うのは、
定量的、客観的に確認することが可能な点です。
転職エージェントに登録すれば、自分が市場でどのぐらいの価値があるのかがわかります。
転職を繰り返しても給与が変わらない人は、スキルを磨くか、今の会社で成果を出すなどして
自分の価値を高めないと状況は変わらないですし、
仮に今より高い給料の提示を受けたからと嬉々として転職した場合、
求められるレベルの価値を提供できなくて苦しむということも想定しないといけません。
つまり、給与とは自分の貢献価値について支払われるもので、これも
「頑張っている」ことだけに関し支給されるものではない
ということを理解していないと、やはり期待ギャップが生まれます。
動労環境や人間関係への不満は、
他責主義の特徴の人が抱えがちです。
会社が悪い、相手に原因がある、と結論付けるのはラクなんですが、
それだと不満は溜まる一方です。
不満を抱き続けることを回避するには、
まず、会社や相手側の真意や意図を把握することです。
次に、自分だけの問題なのか、周囲の人も同じ問題を抱えているのか観察することです。
最後に、落しどころはないかを探ることです。
それを面倒くさがらずやらないとマインドをリセットすることは無理で、不満解消もできないでしょう。
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