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未来の働く女性たちにエールを 就活はそれでいいのか番外編1 - ミライ経済Lab.株式会社‐企業改革に関するお悩みをサポート

コラム

未来の働く女性たちにエールを 就活はそれでいいのか番外編1

カテゴリ: コラム 作成日:2023年08月31日(木)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

3月から6月までは、今後社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴りました。

そこから派生して、働くことについて「これも言語化しておこう!」と私が思ったことを

今月は取り上げます。

 

何かと言うと、

 

ジョブポッピングは是か否か

 

です。

 

ジョブホッピングとは、短期間のうちに転職を繰り返すことをいい、

だいたい3年までの間に次の新天地へ移動するのを指すことが多く、

こういう人はジョブホッパーと呼ばれています。

新卒でも10人に3人は3年以内に退職するという情報をよく目にします。

あんなに必死に頑張った就活で得たポジションなのに。

それだけ転職が容易にできる時代になったということでもあるのでしょう。

ただ、

私の肌感覚としては、ジョブホッパーが好意的にみられる場面はまだ圧倒的に少ない気がします。

 

私はというと、

ジョブホッピングは ありだと思っている派です。

転職が容易でも一般的でもなかった時代から転職を繰り返してきた自分を正当化したいのでは、

と言われそうですが、はい、その通りです。

ただし保身ではありません。笑

実体験から、転職当事者も、それを受け入れる側も

もっとジョブホッピングのメリットに注目すればいいのに、ということをお伝えしたいです。

 

 

 

ジョブホッピングには2通りあります。

勝手に名付けると、

青い鳥症候群とキャリアビルダー。

私が肯定しているのは後者です。

202308

青い鳥症候群は、

給与、残業、評価への不満や人間関係のこじれ、やりがいが見いだせないなどの理由で

3年どころかもっと短い期間で転職し、永遠に桃源郷を探している人。

さすがにこれは、本人がマインドをリセットしないとシアワセに辿り着かないだろうと思っています。

 

それに対して、

キャリアビルダーは、業界、業種、職種など切り口は個々人の考え方によって違いますが、

スキルや経験の取得を戦略的に行っている人。

こちらは、互いの求めているものが合致するなら、何の躊躇がありますか、と問いたいです。

人柄もいいし、やる気もあるし、スキルも問題ないし、でも前職の在籍が短いのが気になるね、

なんて理由で不採用にしてませんか。

受け入れる側からすると、多額の採用コストをかけたのに3年ぐらいで退職されては困る、

との言い分でしょうが、では、

キャリアビルダーを避けて採用した別の人は、全員が長く勤めてくれていますか。

長く勤めてくれている上、生産性も高いといえますか

 

キャリアビルダー型ジョブホッパーは、目的が明確なので、

在籍期間は短くても生産性は高い場合が多い気がします。

つまり、在籍期間の貢献度で考えると、割に合わないということはないのでは、と思っているのです。

受け入れる側としては、

自社をキャリアビルダーの踏み台にされることへの拒否感もあるかもしれませんが、

人手不足のこの時代、そんな感情論で判断するのは諦めた方が賢明、と割り切ってはどうでしょう。

スタンスを変えないと生産性も上げられないという発想はどうでしょう。

これを機に冷静に捉え直した方が得策だと思いませんか。

 

転職する側としては、

「イヤだから辞める」というのも、そのイヤの程度によっては

自分を守るための手段として有効だとは思います。

でも、どうせ転職を考えるなら、中長期視点でのキャリアを考えて戦略的に動いた方がいいです。

今の環境よりいい会社で自分を受け入れてくれるところ

なんて判断軸で転職活動をして転職できても、気付くと

またかつてのようなつまらない日々を送っていることになるのがオチですよ。

 

じゃあ、どうやってその戦略を立てればいいのか、

それについては、

3月のコラム就活はそれでいいのか1で提案した自分との対峙がヒントになると思いますので

ぜひご覧ください。

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