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コラム - ミライ経済Lab.株式会社‐企業改革に関するお悩みをサポート

コラム

働く女性のスキルアップ研究   一流のビジネスパーソンになる第1歩

カテゴリ: コラム 作成日:2022年10月31日(月)

こんにちは。ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

8月のコラムでは、私の『大人の自由研究』と題して、自分の成長機会になった

パワーワードを3つ紹介しました。

 

刺さる言葉というのは、環境、心情、それまでの経験など様々な違いから人それぞれなので、

私にとってのパワーワードが直接、誰かの役に立つとは思っていないことを承知の上での紹介でした。

ですが、

ほんの少しだけでも誰かのお役に立つ情報に変換できないだろうか、と考えてみたくなりましたので、

前回から3回に渡って、1つずつ取り上げています。

 

 

 

今回は、2つめのワードです。

202208 2

これは、私が公認会計士になる前、外資系企業で働いている時に学んだ言葉として紹介しました。

(いつ、誰に言われたのか等々、、、詳細は8月コラムをご覧ください)

この言葉から私が学んだことは、

「謝罪」よりも「感謝」を意識すると

ビジネスコミュニケーションがスムーズで建設的になる、ということです。

そして、この

仕事の相手に感謝を伝えるという術は、

一流といわれている方々は、とても自然に使われているな、と感じる場面が多いのです。

 

ここからは私の勝手な考察ですが、

 

コミュニケーションが謝罪で始まる場合、次にくるのは謝罪の元凶に対する説明になります。

これは、相手からすると言い訳を聞かされる、ということですね。

たとえば、

「お約束の期限を超過してしまい、大変申し訳ございません。実は・・・ ということがありまして」

という具合です。

 

一方、同じシチュエーションでも感謝で始まる場合、

何はさておきネクストアクションをどうするかの相談になりやすい、というのが私の経験です。

たとえば、

「お約束の期限を超過してまでお待ちいただき、ありがとうございました。・・・が揃えば完了いたしますが、

現時点の状態でいったんお渡しした方がよろしいでしょうか、それとも・・・」

という具合です。

 

さて、これらの2パターン、あなたはどのような印象をもちましたか?

 

 

私が相手に伝える側である場合を思い出すに、

感謝から入ろうとすると、その続きとして、

言い訳よりも

どうしましょうか、これでどうでしょうか、と提案を付したくなっていました。

おそらく、 感謝→相手のために何とかせねば という思考回路になるのでしょうね。

 

これを謝罪から入ると

おそらく、 謝罪→自分の状況をまずはわかってもらいたい という思考回路になるのかと。

 

 

逆に

私が言われる側である場合を思い出すに、

謝罪から入られると、相手を責めたい感情になるのに

感謝から入られると、それに続く提案に回答しなければ、と感情がフラットになっていました。

もちろん、悪びれる様子が全くない感じだと穏やかではいられませんが、

お互いのためにコトを先に進めましょう、となりやすいというのが私の実感です。

 

これを重ねていくと、

色々な仕事が

結果としてスムーズに、互いが不快になることを減らしながら進んでいく気がしませんか?

 

一流といわれている方々が仕事上手なのは、

きっとこういう素敵な術をたくさんお持ちだからなのでしょう。

 

 

ということで、あなたも実践してみてはどうでしょうか。

これが一流のビジネスパーソンになる1歩になりそうな気がしませんか。

 

 

もしも、

コツがいまひとつわからないな、実践してみたけど上手くいかないな、と思ったら、

弊社のパーソナル・メンター制度サービス(Mentor to Empower)

を利用してみてください。

 

あなたが

感謝を基軸にしたらご機嫌に仕事が進んでいる!と思えるようになるよう、

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働く女性のスキルアップ研究   会社への不満を解消する方法

カテゴリ: コラム 作成日:2022年11月30日(水)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

8月のコラムでは、私の『大人の自由研究』と題して、自分の成長機会になった

パワーワードを3つ紹介しました。

 

刺さる言葉というのは、環境、心情、それまでの経験など様々な違いから人それぞれなので、

私にとってのパワーワードが直接、誰かの役に立つとは思っていないことを承知の上での紹介でした。

ですが、

ほんの少しだけでも誰かのお役に立つ情報に変換できないだろうか、と考えてみたくなりましたので、

9月から3回に渡って、1つずつ取り上げています。

 

今回は最後、3つめのワードです。

202208 3

これは、私が公認会計士の新人時代に、何度も言われた言葉として紹介しました。

(誰に、なぜ何度も言われたのか等々、、、詳細は8月コラムをご覧ください)

この言葉から私が学んだことを、自分の会社に対して不満をもっている人にぜひ伝えたいです。

 

 

 

組織に所属していると、

仕事や会社の体制に何等かの不満や疑問を持っている人は少なくないでしょう。

その場合、あなたはどうしていますか?

諦めて我慢する? 愚痴を言って発散させる?別の組織に移る(転職)?

どれも自分を守る手段だし、否定はしません。

だけど、

たとえ転職したって、また違う不満は出てくる可能性が高いですし、

何の解決にもならないままでいいんですか、と問いたいです。

 

 

とエラそうに言う私も当初は、

上司に「なんとかして欲しい!」とものすごい剣幕で文句を言うだけの面倒くさい部下でした。

その当時の私は、

自分が抱く不満や疑問は組織のせいで、それを解決するのが上司の仕事

と思っていたからです。

だから自分は、我慢や陰口で済まさず、解決のための行動をとっているとドヤ顔でした。

 

でも、それは三流ビジネスパーソンの発想でした…

 

自分がご機嫌に働ける環境を望むなら、

根本を解決する必要があって、

そのためには、

何を課題や問題と感じているかを伝えるのも大事ですが、それだけではなく

どうすれば解消できると自分は考えているか、までを伝えないと前に進みません。

なぜなら、

上司は常に管掌内の全体視点で課題や問題をみていて視野が大きく粗くなりやすく

細部の細部までは把握していないので、「なんとかして欲しい」という要求だけでは

最善の具体策まで最速でたどり着くのは難しいからです。

 

課題や問題点だけを上司に伝えて、上司が何かしら対応してくれた時

「そうじゃないんだよなー」と思ったことはありませんか。

それは、上司が 『残念な人』 という場合もあるかもしれませんが、

上司と部下では見えている景色が違うので、

そもそもの発想から違っていることが原因の場合も多々あると思います。

だからこそ、部下の視点からの提案をすべきなんです。

 

私自身、上司に問題点しか伝えなかったところから、

「で、お前はどうしたいの?」と毎回聞かれ、それに答えられるように提案を準備するようになりましたが、

私の案を聴いて「それだと、こういう場合はどうするつもりでいる?」と突っ込みを受けたことで

自分の視座の低さを思い知ったことが何度もありました。

と同時にそれは、自分の今いるポジションよりも高い視座をみせてもらえる機会にもなりました。

 

上司にしても、部下の視点で提案されることで、たとえそれがチープな提案でも

課題や問題点がよりクリアに理解でき

また「叩き台」があれば具体的な対応策がイメージしやすくもなります。

 

 

会社への不満は、自分なりの提案とセットで伝える

これを意識し、実践し続けると

「働く」という意義が自分の中で変わるのではないかと思います。

組織をつくり経営しているのは経営陣だけではない、自分もその一員なんだ、と

じわじわと実感してくるはずです。

それは、今までにない世界をみること、

ビジネスパーソンとして、ものすごい成長になります。

そして、

組織自体も活性化していい方向に動き出すはずです。

 

 

と私は自分の経験から思っているのですが、どうでしょうか。

そうかもしれない、とあなたが少しでも思ったなら、ぜひ実践してみてください。

提案するにはコツが要りますし、最初は勇気も要ると思いますが、

我慢しながら悶々と毎日をこれからも過ごすのか、自分に問うてみてください。

 

 

 

それでも、

やっぱりチープな提案なんてする勇気がない、コツが知りたい、

実践してみたけど上手くいかない、と思ったら、

弊社のパーソナル・メンター制度サービス(Mentor to Empower)

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女性経営者のカンファレンスに登壇しました

カテゴリ: お知らせ 作成日:2022年12月22日(木)

東京都が主催する女性経営者の活躍を応援する『NEW CONFERENCE』が2022年11月28日に開催され、

弊社代表の神田千鶴が分科会「売上1億円を目指して」のファシリテーターとして登壇いたしました。

 

2 4名写真

ベンチャー企業経営者が本音で語ってくださった貴重な70分間

 

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働く女性のスキルアップ研究 番外編 ーキャリアアップをいま考えるべき理由ー

カテゴリ: コラム 作成日:2022年12月30日(金)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

2022年の締めくくりは、

冬の『大人の自由研究』とでもいいいましょうか

年末年始にちょっと自分と向き合う時間を作ってみませんか、という提案です。

お題は

『自身のキャリアアップについて』

です。

 

 

 

では、ちょっと前提のお話しから始めます。

 

リスキリング

 

最近、にわかに経済界で耳にするようになった言葉ですが、

聞いたことはありますか?

意味を知っていますか?

要は、時代が激変して今までのキャリアの延長線上にその先のキャリアはないので

別のスキルを身に付けるためにゼロから学び直しましょう

というものです。

そのために国は、今後5年でなんと1兆円の予算を投下するそうです。

ただし、現時点では予算以外のことはまだ何も決まっていないようです。

 

現時点で国がキャリアについて既に実行しているものに

企業向けのキャリアアップ助成金があります。

これは非正規雇用の労働者を企業が正規雇用にするのを促すためのものなので

企業が積極的に利用してくれれば、非正規の方々には確かにキャリアアップの1歩になりますね。

一方で正社員の方々にはこの制度の恩恵はありません。

 

これらの国の動きについて、私は個人的にその効果には懐疑的です。

なぜなら、企業主導の側面が強く、

そうすると、企業に属する個々人には危機感が醸成されないからです。

「自分のキャリアアップは会社が何とかしてくれる」という期待や

「ウチの会社はイケてない策しかやってくれない」という愚痴が飛び出すかぐらいで

自分のキャリアアップは自分で何とかしよう

という発想には至らないのではないかと思っているのです。

 

企業の方針に自分のキャリアアップを委ねることは、決して悪いことではないのですが、

営業や経理だった人が、会社からある日突然

「はい、明日からプログラマーとしての勉強をしてください」

と言われて、「はい、喜んで!」と応えられますか、というとどうなんでしょうか。

 

受け身でいるということは、こういう青天の霹靂も十分に起こり得るということです。

それも仕方ないと諦めて割り切るのか、さすがにそれは困ると思うのか。

まずは変化の激しい今の時代に身を置く自分と対話してみるべきです。

今は穏やかな環境で働いているなら尚更、いま考えるべきです。

コトが起こってからでは冷静に判断はできないし、

たとえ冷静に判断できたとしても自分の希望通りにはならない可能性が高いでしょう。

なぜなら、その前に危機感ある人は既にアクションを起こしていて

多くの人が希望する「良い枠」「おいしい枠」などは、

定員オーバーで受け付けてもらえないでしょう。意思表示が遅すぎると。

 

だからこそ、いまこの時期に自分のこの先のキャリアを真剣に考えるべきです。

ただし、考えてすぐ結論を出す必要はありません。

そのかわり準備はひそかにすぐ始めるべきです。

そして、タイミングを見計らうのです。

 

 

では、キャリアを真剣に考える、準備をするとは、具体的に何をどうすればいいのか、ですが、

私は、まず自己理解から始めるべきだと思います。

自分の特性、やりたいこと、やりたくないこと、価値観などを言語化し

改めて自分を客観的に分析することです。

その次は、時代の流れの見極めです。自分なりに仮説をたて予測をするのです。

そして、自分をそこに当てはめていく。

 

この流れでキャリアを考えるというワークの簡易版を今年の夏に早稲田大学教育工学ゼミ生の方々に

実践してもらったのですが、

「アプローチが新鮮だった」「モチベーションが上がった」などの感想を頂きました。

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オリジナル版は、

弊社のキャリア支援アセスメント(Face Myself)のキャリアプラン検討コース・メンタリング付き

でご用意しています。

とりあえず自己理解だけしてみたい場合は、検査と自己分析のやり方解説だけでもご利用できます。

自分に投資コストと時間をしっかりかけてキャリアを考えてみてください。

 

年末年始、1年の反省というネガティブ思考でなく、

まずは自分でキャリアを考えるポジティブな時間にしてはいかがでしょうか。

そして、2023年早々から実際に動き出しましょう!

弊社へのお申込みは1月4日から受け付けております。

どうか良いお年を‼

2023年 一年の始まりに決めたこと

カテゴリ: コラム 作成日:2023年01月31日(火)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

年が明け、もう1か月が過ぎようとしていますね。

順調な年明けをお過ごしですか?

先月は、年末年始に自分のキャリアアップについて考えてみませんか

と提案しましたが、ご自身と向き合う時間、しっかり作れましたか?

 

 

私はというと、2022年の年初に

Curiosity-driven(好奇心に駆られる)  

を引き出し、煽っていこうと決めて、

働く女性たちの悩みや戸惑いに寄り添いながら

「ちょっとソレやってみたら?」と1年間ずっと背中を押し続けてきました。

迷いながらも私の煽りに敢えて乗ってみて

「私、成長したかも!」「なんかスッキリしました!」と自信に満ちた顔で伝えてくださるのは

サポート冥利に尽きる喜びで、

年末年始は、やり切った感からか「無心」で過ごしました。笑

 

 

そして今年は、

より多くの働く女性に1歩踏み出す勇気と1歩踏み出した時の効果と感動を伝えようと決めました。

なぜかというと、、、

 

私自身は元々、思い立ったら即行動派なので、

思い立っても動けない派のことをもっと理解すべきでは、との思いから

2022年は1年かけ自分を使った壮大な実験をしてみたのです。

『やるべきこと』は、できるだけ先送りに、『やりたいこと』はその想いを温めるところで留める 

ということを実践してみました。

その結果、

202301

を観測しました。

 

 

もしかすると、

私の元々の性分とは異なる行動をしたことにより心身が大きなストレスに晒された結果

なのかもしれませんが、

逆に元々は思い立っても動けない性分の人が即行動をしてみるとどうなるのか、ご自身で試してみては、

と強く提案したくなったのです。

 

 

だから今年は

より多くの働く女性に『1歩踏み出す勇気』を煽っていきますよ!

この1年が楽しみです。

 

 

あなたは、どんな1年を想い描いていますか。

欲張る必要も無理し過ぎる必要もありません。

ただ、瞬間的に勇気を出すことをこの1年はちょっと楽しんでみませんか。

 

本年も良い年になりますように!

 

 

☆背中をそっと押してもらうという経験をしてみたい方へ →あなた専属のメンター制度

https://mirai-k-lab.com/mentor/

 

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☆普遍的で最強のスキルを身に付けて自信をもちたい方へ →ビジネストレーニング(研修)

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未来の働く女性たちにエールを  ―就活はそれでいいのか1ー

カテゴリ: コラム 作成日:2023年03月30日(木)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

先月はコラムをお休みさせていただきました。

毎月楽しみにしてくださっている方々、すみません&お待たせしました。

さて、

今月から6月までは、これから社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴ります。

なぜかというと、

3月になると、リクルートスーツに身を包んだ女性にどうしても目がいってしまい

そして(勝手に)心配になるからです。

ステレオタイプの就活してるのかな、それで大丈夫なのかな、と。

 

Webサイトをみていると、就活の約1年前から適性検査をし、自己分析をして自己PRを作り始め、

業界や企業分析もするよう推奨されています。

それをそれなりに忠実に実行して満足いく結果につながっているのでしょうか、

私はすごく疑問に思っています。

もっと言うと、

「満足」の基準が、とにかく有名大手企業に内定をもらうことになっているようにみえて心配なのです。

 

私自身の経験と、周りの優秀な人々を観察した結果からいうと

就活において、

自分を取り繕って企業や世間が決めた型に自分をはめにいき、

とにかく大手企業への就職を目指すのは、

不幸の始まりなので止めた方がいい

と思っています。

もちろん大手企業への就職が悪いわけではありません。

短絡的にそれを目指しているというのがマズイと思っているのです。

 

 

としても就活は、

親や周りを安心させたい、という気持ちがあるでしょうし、

「いい会社へ就職した」というステータスも欲しいでしょう。

選ぶ基準がわからずじっくり考える時間もないので安心安全な大手企業へという実情もあるのでしょう。

 

ですが、就活というせっかくの機会の立ち振る舞いを間違えると、

この先もずっと

目の前のことにしっかり対峙するのを拒み

「ことなかれ」を好んで無難に立ち回り

体裁を気にしながら

仕事がおもしろくない、こんなはずじゃなかったと影で不平不満を言いつつ、

時にはメンタルを崩し

つまらない人生を過ごす可能性がとても高くなる気がしています。

 

だからこそ、

就活という機会に

自分とじっくり対峙し、

社会を自分の視点で見つめ、

自分の意思で判断して行動するべきだと思うのです。

そのためには、まず、

親や自分の周りの大人の意見を聞くのは止めた方がいいです。

そして

大企業=いい会社という幻想を捨てた方がいいです。

 

もし周りの大人の意見を聞きたいなら、今現在、成功していると思う人に限定した方がいいです。

特に、親は自身の『昔の』成功や失敗を根拠にアドバイスするケースが多いので注意です。

今現在、未来を創ろうとしている人や未来の展望が明確な大人なら

有用な意見が聞ける可能性が高いですが、それ以外の人に意見を求めるぐらいなら

自分で考え自分を信じた方がいいと断言できます。

 

世の中がどんどん進化していることは、多くの人が感じていると思いますが、

その進化スピードがものすごい勢いで加速しているのまでしっかり感じて対応しているでしょうか。

その点、

日本の大企業は残念ながら感度がとても低いと私には映っています。

そういう企業は、当然のことながら世の中から取り残されていきます。

世界視点でみると、既に日本企業はかなり世の中から取り残されています。

マスコミが小さな経済ニュースをさも「日本企業スゴイ!」という取り上げ方をするので錯覚しますが。

それを承知で、「よし、ならば自分が社長になって立直そう!」という気概で

大手企業の就職を目指すのなら、私は全力で応援しますが、

そうでないなら、

もっと自分とじっくり対峙してから判断した方がいいと思います。

 

 

 

就活における

私が考える『自分とじっくり対峙』というのは、

適性検査を受け学生時代の実績を整理して自分の強みと弱みを分析することではありません。

それらを整理して自分の売りを明確にできればいいですが、

学生時代の実績をもって、企業に貢献できるアピールポイントにつなげられるとは到底思えないのです。

せいぜい「自分は頑張り屋です」「自分は誠実な人です」「リーダーシップがあります」

ぐらいがいいところではないでしょうか。

過去の実績をもって就活するのは中途採用者のやるべきことで、新卒のやるべきことではないです。

新卒は可能性の塊です。だから過去実績とは切り離して未来の可能性一択で語るべきだと思うのです。

私なら、未だにガクチカを質問してきて人柄で採用しようとする企業は、

時流に置いて行かれている企業だと思って、逆に敬遠します。

 

もう1つ、

私が考える『社会を自分の視点で見つめる』というのは、

業界や企業分析をやることではありません。

それも大事なんですが、その大前提として重要な考察が抜けているのです。

そして、この考察を自分との対峙より前にやる方がいいと考えています。

 

では、具体的に何をすれば?ですよね。

就活としてまずやるべきことは、

自分が社会に対して抱いている不満や不安や怒りを言語化することです。

できるだけたくさん挙げるのがいいです。

そして次に、

それらが、どうなれば満足や安心や喜びに変わるのか、

「こうだったらいいのにな」を言語化することです。

この、「こうだったらいいのにな」は、この段階では無責任な感じの、理想、空想で構いません。

これもできるだけたくさん挙げましょう。

「もしも実現したら素敵!」とワクワク、高揚しながら言語化するのがいいです。

 

そうしてちょっと楽しくなってきたところで『自分とじっくり対峙』を始めます。

たくさんの言語化した理想像のうち、

自分がもしもその実現に関われたらいいだろうな、と思うものを選びます。

この時点では、自分の能力的な できる/できないは無視して考えます。

もちろん、複数を選択してOKです。

ただし、選んだそれぞれについて、なぜ、自分はそれに関わりたいと思ったのか丁寧に言語化してください

自分の興味関心の強いものを自覚するための自問自答です。

 

ここまで明らかにできれば、自分が関わりたいと思った事象について、

どの業界のどの企業なら実現してくれそうだろう、という視点で業界、企業分析を始めるのです。

そうすると、エントリーしたい会社説明会や会社へ質問したいことの解像度が格段にあがるでしょう。

自分が実際に関わるとしたら、何がしたいか、どう関わりたいかもじっくり考えてみてください。

繰り返しますが、今の自分の能力を前提にしてはダメです。

すごく成長した未来の自分を前提にして関わり方を考えるのがミソです。

 

その「成長した自分」に辿り着くまでの過程や手段も想像できると尚いいと思います。

例えば、就職後、どんな実務経験を積めば、どんな研修を受ければ、想像した成長につながるか、

自分が空想した素敵な未来の実現に携われるのかを考えるのです。

全く想像がつかなければ、その手段はどんなものがあるか会社へ質問してもいいかもしれませんね。

「私は自分の考えた未来を御社で実現したい、御社でならできると思った、そのためにキャリアを積みたい。

御社にはどんな制度が用意されていますか」というような確認ですね。

これ、

「御社が創ろうとしている未来像にとても共感しました。私もその一員として頑張りたいです」や

「御社で自分が成長していくためにどんな制度が用意されていますか」

と似て非なるのはわかります? 

自分を取り繕って、既にある型に自分をはめにいってるというのと、

自分で考えたものが既にある型とたまたま一致した、というのでは、得られる結果は全く違ってきます。

 

 

どうでしょうか、このアプローチ。

就活の段階で、働いてやりたいことや夢を考えよ、と急に言われてもピンとこないと思うのですが、

学生の段階でも、日々の生活で不便や不満に思っていることはあるはずで、

あるいは便利だからなくなっては困ると思うものはあるはずで、

企業とは、生活者の不便や不満を解消するために存在しているので、

そこに自分が関わっていくのだと整理すると、しっくりくるのではないでしょうか。

私自身はこのアプローチで就活して納得感があったのでシェアしてみました。

 

 もう一度まとめてみますね。

202302 1

 

納得感ある結果を掴み取るためにも、自分を取り繕い無理に型にはめない就活をしてください。

本気で応援しています!

来月は、行きたいと思う企業が見つからない、絞れない時 を取り上げる予定です。

お楽しみにお待ちください!

 

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Note →  神田ちづる|note

未来の働く女性たちにエールを ―就活はそれでいいのか2ー

カテゴリ: コラム 作成日:2023年04月28日(金)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

先月より、これから社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴っています。

この時期になると、リクルートスーツに身を包んだ女性にどうしても目がいってしまい、

勝手に心配になり、勝手に応援したくなったからです。

 

先月 就活はそれでいいのか1 では、

自分を取り繕って企業や世間が決めた型に自分をはめる就活ではなく、

自律した就活をしようよ、と提案しました。

自己分析から始めて業界・企業分析を当てもなくやるのではなく、

自分は未来の社会に何を望んでいるのか自問自答することから始める方法です。

どういう社会を望み、自分がどう携わりそれを実現していくのか、イメージできたでしょうか。

それがまだできていない人は、先月の 就活はそれでいいのか1 を読んでまず実践してから

このコラムを読み進めてくだい。

 

 

 

今月は

どういう社会を望み、自分がどう携わってそれを実現していきたいのかイメージはできたけど

自分が望む社会を実現できそうな業界や企業が絞れない、見つけられない

という場合の考え方をお伝えします。 

 

まずは、自分が望む社会を実現できそうな企業を複数見つけたけど、絞り方がわからない

という場合の対処方法について、私の提案です。

 

このような場合は、もちろん無理に絞る必要がないので同時並行でエントリーや説明会、面接と

臨んでいけばいいと思うのですが、その場合、

あらゆる部分について比較して違いを整理していくことをお勧めします。

もう一度言います。あらゆる部分について比較、です。

例えば、企業紹介の画像、説明文、企業からの連絡タイミング、企業からのメール等の文言もです。

メールの文言なんて定型文なのに?と侮ってはいけません。

どの企業も内容はほぼ同じですが、それでも一言一句同じということはないはずなので、

つぶさに違いを分析してください。どんなに小さい細かい違いでも、です。

そして必ず比較記録をつけましょう。

この記録は、説明会でも面接でも続けます。

 

最後まで続けると比較項目は100以上になるはずです。

「あまり意味ないかも」と思うような視点でもいいので、思いつくだけ絞り出して比較してみてください。

誰に見せるでもないし、カッコイイ分析でなくていいのです。

ある程度の項目が並んで比較できたら、今度はヨコ視点からタテ視点に変えます。

比較した内容からそれぞれの企業の特徴を自分なりに言語化します。

これもカッコイイまとめ方でなくていいんです。自分との対話であって、誰かに報告するものじゃないので。

そして最後に、各企業を

A.「好きorなんとなく好きor好きかも」

B.「何とも思わない」

C.「嫌いorなんとなく嫌いor嫌いかも」

という自分の感情をベースにした3分類に分けて各企業にラベルを貼ります。

これで対応策は完了です。

あとはBを除外したAとCの自分の感情に変化がないか、内定諾否まで確認し続ければ

自分の中に答えが浮き上がってくると思います。

 

 

次は、もう1つの

自分が望む社会を実現できそうな業界や企業が見つけられない

という場合の対処方法について、私の提案です。

 

このような場合は、母集団を見直す必要があります。

つまり、探していた領域の見直しです。

そもそも、自分が望む社会を実現できそうな業界や企業を探すのは、「こういう業界ではないか」という

あたりをつけて探すことになると思います。

それで見つからないのであれば、探していた領域が違うか狭すぎる可能性が高いので

もう少し範囲を広げないといけません。

といっても、どうやって広げていいのかわからないこともありますよね。

そういう時、私がよく使う手は、

絶対違うと思う領域だけを外してあとは全部一旦取り込んでみるという方法です。

 

それでも見つからない場合は、もしかすると一般企業への就職が適さないのかもしれません。

NPOやNGOあるいは起業という選択肢もあるのかもしれません。

私が知る経営者の方々で「自分が欲しいと思ったサービスがこの世に存在しないから起業した」

という方は何人もいらっしゃいますしね。

ただし、大抵のことは誰かが何かしら事業化しているので、よし!起業だ!と早まるのはお勧めしません。

一旦は企業探しから離れて、『自分が望む将来の社会像』をキーワードに変換してWeb検索すると、

例えば、どこかの経営者のインタビューにヒットしてそこから企業に辿り着くかもしれませんので、

就活サイトの企業一覧に頼らず探す方法をまず試してみることをお勧めします。

ベンチャー企業に入社してくる人は、この方法で見つけたという方も一定数います。

 

 

 

どうでしょうか、これらのアプローチ。

限られた時間の中で、思うように進まない時は、焦るし思考停止に陥りがちです。

そんな時は、事実などを見える化すると少し冷静さが戻ります。

思考の範囲を変えたり、敢えて真逆のことを考えたりすることで再びアタマがゆっくり回転し始めます。

 

 もう一度、前回のステップと合わせてまとめてみます。

202302 1

 

 202304 1

 

納得感ある結果を得るためには、

必勝パターンみたいなHow toに安易に頼らず、面倒がらず、自分とよく対話をして就活してください。

本気で応援しています!

来月は、間違っている面接対策についてモノ申す を取り上げる予定です。

お楽しみにお待ちください!

 

 

Twitter→  神田ちづる (@chizuruKanda) / Twitter

Note →  神田ちづる|note

未来の働く女性たちにエールを ―就活はそれでいいのか3ー

カテゴリ: コラム 作成日:2023年05月31日(水)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

3月から、今後社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴っています。

なぜなら、この時期はリクルートスーツに身を包んだ女性を見て

勝手に心配になり、勝手に応援したくなっているからです。

 

3月就活はそれでいいのか1では、自律した就活をしようよ、と提案しました。

4月就活はそれでいいのか2では、候補の企業が絞れない/見つけられない場合の対処方法を提案しました

 

今月は

面接対策が間違っていないか今一度考えてみたいと思います。

 

 

 

今はとにかくスマホさえあれば情報はいくらでも手に入ります。

もちろん就活の面接ノウハウだって一瞬で入手できます。

多くの就活支援サイトが同じようなノウハウを提供してくれているので、それが正解と安心して

多くの人が実践していることでしょう。

またSNSで就活生本人が成功例をつぶやいているのも見かけます。

 

確かに社会人としての作法領域は参考になると思います。

しかも、それは面接の時にだけ必要になるものではなく、

ビジネスパーソンとして身に付けるべきマナーなので、これを機に日常でも練習して

習得してしまえばいいと思います。

ただし、間違った習得をしないように注意が必要です。

間違いとは、所作そのものを覚えようとすることです。

例えば、「面接の部屋へ入る時のノックは3回」という情報があったとしましょう。

これを「会議室に入る時のノックは3回するもの」と覚えるのは間違いです。

なぜ就活マニュアルにノックは3回と書いてあるのか、その真意を捉えないといけません。

真意を捉えるとは、

なぜ2回じゃないの? そもそもノックする意味ってなんだっけ?

と問いを立てることです。

その答えまで自分で考えられると尚いいですが、答えはネットで検索してもいいんです。

重要なのは、

「なぜそういう作法なんだろう」と問いを立てられることと納得できる答えをもっておくことです。

そうすると、面接会場にドアがない時に、「覚えた手順と違う!えっと、ノックの次は何だっけ?」

とパニックにならなくてすむはずです。

 

 

一方、面接のよくある質問に対する答えや逆質問例を鵜呑みにするのは非常に危険です。

面接まで進んでも内定をもらえない人は、

もしかしたら、この就活面接マニュアルに全面依存しているからかもしれません。

もちろん多くの人が就活面接マニュアルを参考にして無事に内定を取り、

入社までたどり着いていると思います。

この場合でも、それが間違いだったかも、と就活中ではなく、入社してから気付くでしょう。

ヒドイ場合は、入社後も自分が間違った就活面接をしていたと気付かないまま、

ビジネスパーソンとしての色々が上手くいかず四苦八苦を続けているかもしれません。

では、面接時に間違った対話にならないようにするにはどうしたらいいか、私の考えを提案します。

まずは

面接は、その会社に採用してもらうために突破すべき関門 

という呪縛を自ら解いてください。

就活の面接とは、双方がその相性を確認する場です。

どちらかが選ぶ方でどちらかが選ばれる方ではなく

どちらも選び、選ばれる立場なのです。

「面接官に嫌われないようにするには」とか「面接官に好印象を残すには」なんて考えていてはダメです。

評価されることしか意識していないのは間違いだということです。

面接のやり取りを通して、

どんな人がその会社の面接官なのか観察し吟味して、

面接官を介してこちらも会社を評価すべきです。

 

もう一度言いますね。

面接は、会社に採用してもらうために自分を評価してもらう場ではありません。

あなたが本当にその会社に行きたいのか自問自答するために会社を評価する場なんです。

受け身になっている場合ではありません。

もちろん、自分が会社を評価する側だ、と横柄になれと言っているのでもありません。

自分にこの会社は合っているんだろうか、

それを見極めるために、会社と接点をもてる面接という機会を無駄にしないように、ということです。

 

私自身の就活は、

色々と試したことはあるのですが、

「よくそんな大胆な事をするね」と友人知人に呆れられた事も多いので、

それらを除外して2つだけ共有します。

 

1つ目

面接は最寄り駅に着いた時から始まっていると思え などと言われますが

これは「緊張感をもて」という精神的な意味だけでなく、本当に始まっていると捉える事。

つまり、互いの評価開始です。

例えば、最寄り駅付近に「●●会社 面接会場はこちら」という案内板を持っている人がいる場合、

私は、わざと不安そうなフリをして道順を尋ねてみたり、挨拶してみたりしました。

こちらの言動に対してどのような対応をしてくださるのか、

もちろんその人が会社全員を表現しているわけではないですが、

少なくともその人自身が所属している事実と、

会社の文化は無意識の中に存在するので会社文化の片鱗を感じることはできます。

会社の受付の人や面接官は「よそ行き顔」を作るのに長けていますから、

むしろ面接のために借りだされたスタッフ役の従業員の人たちを観察しました。

 

2つ目

面接中の逆質問において、私は、すべての会社で意図的に同じ質問をしました。

しかも、内容は一般的でない、恐らく面接官が答えを用意していないだろうという

突拍子もない質問を用意しました。

ただし、奇をてらえばいいというわけではなく、

面接官に、「この子、生意気でダメだ」と思われるか「この子、仕事に真剣に取り組みたいんだな」と

思ってもらえるか二極化しそうなものにしました。

なぜなら、私は元々『弱い者には優しく、強い者には遠慮なく』みたいな性分があるので、

面接で従順な良い子を装って入社できたとしても、入社後に本性を出して伸び伸び仕事すると

「手に負えない新人」というレッテルを貼られて社内で浮くかも、という想像ができたからです。

なので、自分のありのままでも許容してくれる企業文化がありそうか知るための策でした。

とはいえ、質問内容もその回答も別に判断材料とはしません。

面接官の素の対応をみてその会社文化の片鱗を感じ取りたかったのです。

 

大事なので繰り返しますが、

就活の面接は、お互いの相性をお互いが確認する場です。

内定社数を増やすために無難にこなすことを選んではいけません。

 

ちなみに、面接のQA準備とシミュレーションは入念にするのをお勧めします。

これは就活面接に限ったことではなく、

仕事の成功や良し悪しは、準備で全てが決まるといっても過言ではないので、

面接も同じだと思うからです。

ただし、どの企業にも使える回答を用意するのは、私は賛同できません。

すべての回答を企業ごとに用意する必要はないですが、企業への想い入れが希薄すぎると

たとえ要領よく内定までたどり着いて入社できても、その先、充実した日々を送れる気がしません。

というか、そういう人に何人も遭遇し、その都度、残念な気持ちになっています。

 

 

もう一度まとめておきます。

202305

 

面接の目的を見失わず、周りの人の言動に流されず、自分を信じで臨んでください。

本気で応援しています!

来月は、自分を信じて頑張っているのに結果が出ない時 を取り上げる予定です。

お楽しみにお待ちください!

 

 

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NPOのイベント本番に向けて今年も焦ってます

カテゴリ: コラム 作成日:2023年06月08日(木)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

今回は臨時号として、

私が関与しているNPO法人ブリッジフォースマイルで

2023年7月8日(土)に開催する予定の 『コエール』 というイベントについて触れたいと思います。

いまは、このイベント準備であたふたしているのです。

 

 

『コエール』 は、 

親に頼れない子どもたちがいることを知ってもらうため、

そんな子どもたちの環境や想いを知ってもらうため、

知ってもらって、自分にできることを考えてもらうため、

 

かつて親を頼れない子どもだった若者たちが

スピーチをするイベントです。

 

今年は5回目で、昨年と同様、オンライン配信での開催ですが、昨年との違いはなんと無料です!

そして今年も昨年同様、お申込者限定でアーカイブ視聴もできます(期間限定ですが)。

アーカイブがあるので、開催当日は都合がつかなくても後日、じっくり視聴いただけますし、

会場キャパの心配がない分、多くの方に視聴頂き

あなたのすぐ近くにもあるかもしれない事実を知って頂きたい、

と集客を頑張っております!

 

最近ちょうど少子化が社会問題として取り上げられていますが、

その手前にある生きづらさを抱える子どもが現在進行形で存在している

という課題について

ぜひ、一緒に考えてみませんか?

視聴お申込み、お待ちしております、、、

 

詳細はコチラ↓

コエール 親ありき日本をこえる とは

https://coyell.b4s.jp/

 

お申込み

https://coyell2023.peatix.com/

未来の働く女性たちにエールを ―就活はそれでいいのか4ー

カテゴリ: コラム 作成日:2023年06月30日(金)

こんにちは。

ミライ経済Lab.株式会社 代表の神田千鶴です。

 

3月から、今後社会人になる女性に向けて伝えたいことを綴っています。

なぜなら、この時期はリクルートスーツに身を包んだ女性を見て

勝手に心配になり、勝手に応援したくなっているからです。

 

3月就活はそれでいいのか1では、自律した就活をしようよ、と提案しました。

4月就活はそれでいいのか2では、企業が絞れない/見つけられない場合の対処方法を提案しました。

5月就活はそれでいいのか3では、面談対策が間違っていないか今一度考えることを提案しました。

 

今月は

自分を信じて頑張っているのに結果が出ない時 を取り上げます。

 

 

就活で結果が出ない時の原因として考えられるのは、

自分に合っている会社を自分が選んでいない

自分を十分にアピールできていない

ことが考えられます。

 

いずれにしても、思うような結果がなかなか出ないと

自分という人間が無能と烙印を押された気分になったり、

自分の存在そのものが否定された気分になりがちですが、

自分に価値がないのではなく、

自分の立てた戦略が間違っているのだ、

ということを断言しておきます。

というか、

戦略が間違っていることをしっかり認識してください。

自分は不用な人間なんだ、価値がないんだ

と落ち込んでいるのはナンセンスです。

そんなわけないじゃないですか。

人には得手不得手があるので、向き不向きがあります。

相手がいる場合、就活だと会社ですが、相手との相性もあります。

それを念頭に

落ち込んでいる時間があれば、冷静に戦略を見直す時間に使うよう切り替えた方が

自分の癒しになりますよ。

 

 

では、以下で戦略の見直しにおいてのヒントを示しておきます。

202306

自分に合っている会社を自分が選んでいないケースに該当する人は、ぜひ

コラムの3月就活はそれでいいのか1と 4月就活はそれでいいのか2を読み直して

自分と対峙して欲しいです。

 

自分を十分にアピールできていないケースに該当する人は、ぜひ

コラムの5月就活はそれでいいのか3 を読み直して自分と対峙して欲しいです。

 

そんな悠長なことを言ってる時間はないと思うかもしれません。

周りの同級生にどんどん内定が出ていると特に。

でも、人生のココで急ぐ意義を冷静に見極めてください。

 

 

どういう世の中になることを望み、自分がどう携わってそれを実現していくのか。

就職はその実現のための手段ですからね、

手段である就職が目的にならないようにして欲しいです。

本気で応援しています!

 

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